ブラジル:1-3月GDPは前期比0.3%減-予想ほど悪化せず

ブラジル経済は1-3月(第1四半期)もマイナス成長となったものの、アナリスト予想ほど悪化しなかった。信頼感悪化と需要の落ち込みでここ数十年で最悪のリセッション(景気後退)に陥った同国経済が立ち直り始めた可能性が示された。

  ブラジル国家統計局が1日発表した1-3月期実質国内総生産 (GDP)は前期比0.3%減少。ブルームバーグがまとめたエコノミスト48人の予想中央値は0.8%減だった。昨年10-12月(第4四半期)は1.3%減に上方修正された。

  ここ数年落ち込んでいた企業景況感と消費者信頼感は今年1-3月期に記録的低水準で底を打った後、ルーセフ大統領の停職が決まったことを受け、センチメントは改善している。

  バークレイズのブラジル担当アナリスト、ブルーノ・ロバイ氏(ニューヨーク在勤)は、GDP統計は今年のブラジル経済のマイナス成長が前年より和らぐことを示唆していると指摘。「リセッションの最悪期は昨年下半期だった。今年のリセッションは昨年より抑えられるだろう」と電話で述べた。さらに、「4、5月に信頼感指数が改善した。政権交代をきっかけとしたものだ。ビジネス面でこうした流れが持続すると確信している」と語った。

原題:Brazil’s Economy Shrinks Less Than Forecast in First Quarter (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE