日本株強気フィッシャー氏、今年は空売り銘柄紹介-昨年は京セラ有望視

日本株に強気なオアシス・マネジメントのセス・フィッシャー氏は、今年のヘッジファンド業界年次会合で、空売り銘柄を紹介した。

  医療・福祉向けサイボーグ型ロボット「HAL」を開発・販売するサイバーダインの株価は過大評価されており下落するだろうと、フィッシャー氏は香港で開催のソーン・カンファレンスで発言した。自らが投資するとすれば、株価は95%下落する必要があるとの見方を示した。

  同氏は1日、サイバーダイン株について「セルサイドのアナリストだったら、現在の株価水準を正当化できないだろう。時価総額が2億ドル(約220億円)になれば喜んで買うが」と語った。現在の時価総額は約47億ドル。

  通常は割安銘柄に注目するフィッシャー氏は、日本の先進技術関連株は高過ぎるとして、日本の投資家は熱に浮かされやすいと指摘した。

  また、日本企業10社にポジションを持ちアクティブに関わっていると述べた。同氏はいわゆる物言う株主で、昨年京セラに対し、保有するKDDI株を売ることで最大40億ドルの株主還元を実施するよう働き掛けた。昨年の会議では京セラを有望視していた。

  同氏は昨年のインタビューで、オアシスは資産の50-60%を日本株に投資していると語っていた。

原題:Japan Bull Fischer Says Short Cyberdyne as Valuation High (1)(抜粋)
Here’s How Asia Hedge Funds’ Top Picks at 2015 Sohn Fared (1)

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