ユーロ圏:5月製造業活動ほぼ停滞、今後減速も-マークイット

ユーロ圏では5月に製造業の活動拡大ペース がほぼ停滞し、景気回復の強さに対する信頼感を冷え込ませた。

英マークイット・エコノミクスが1日発表した5月のユーロ圏製造 業購買担当者指数(PMI)改定値は51.5と、速報値から変わらずだっ た。4月の51.7からは低下し、活動拡大・縮小の分かれ目となる50を若 干上回る水準にとどまった。

マークイットのチーフエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は 「製造業の業況は期待を下回る。今年驚くほど良いスタートを切ったユ ーロ圏経済の成長ペースが4-6月(第2四半期)に減速したとの疑念 を強めた」と分析した。

マークイットの調査によると、5月は新規受注が過去1年余りで最 も低い伸びにとどまったほか、企業は在庫や雇用の増加を渋った。また 販売促進と競争力維持のため価格を引き下げた。

欧州中央銀行(ECB)は2日にウィーンで開催する定例政策委員 会で域内経済の健全性について検証し、最新の経済見通しを明らかにす る。3月時点のECB予測では今年の成長率を1.4%、来年 は1.7%、2018年は1.8%としていた。インフレ率は今年0.1%、17年 は1.3%、18年は1.6%を見込んでいる。

原題:Euro-Area Manufacturing Near Stagnation Signals Slowdown Ahead(抜粋)

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