アジア・太平洋株式サマリー:上海総合が反落、ハンセン安い-印株は上昇

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  1日の中国株式市場では、上海総合指数が反落。前日は約3カ月ぶりの大幅な上げとなったが、勢いが続かなかった。銀行・公益銘柄を中心に下落。この日発表された中国の製造業指標は国内経済見通しをめぐる懸念の緩和につながらなかった。

  上海総合指数は前日比0.1%安の2913.51で終了。取引時間中は前日終値を挟み上げ下げを繰り返す展開となった。前日は3.3%上昇だった。CSI300指数は0.3%安。

  中国国家統計局が1日発表した5月の製造業購買担当者指数(PMI)は50.1と、活動の拡大・縮小の分岐点付近にとどまり、同時に発表された5月の非製造業PMIは前月から低下した。人民元は対ドルで5年ぶり安値近辺で取引されている。

  金曠投資の張海東チーフストラテジスト(上海在勤)は「弱気相場における一時的な上昇や反発は恐らく今後も見込めるが、そのペースは抑えられるだろう」と予想。「成長が減速しつつある現在のマクロ経済状況や人民元切り下げの可能性は持続的な上昇を支援する要因ではない」と述べた。

  中国農業銀行(601288 CH)は0.9%安。中国民生銀行(600016 CH)が1.2%値下がりし、華能国際電力(600011 CH)は0.8%下げた。

  香港市場では、中国本土株で構成するハンセン中国企業株(H株)指数が前日比ほぼ変わらず。ハンセン指数は0.3%安で取引を終えた。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  1日のインド株式相場はここ7営業日で6日目の上げとなった。同国の1-3月期成長率が予想を上回り、投資家信頼感が高まった。

  アダニ・ポーツ・アンド・スペシャル・エコノミック・ゾーンが5週間ぶりの大幅高となったほか、インド最大のたばこ会社ITCも堅調。国内最大の携帯電話サービス企業ブハルティ・エアテルは1カ月ぶり大幅上昇、ソフトウエア輸出で国内最大手のタタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)は4月11日以来の大きな値上がり。

  指標のS&P・BSEセンセックスは前日比0.2%高の26713.93で終了。5月は月間ベースで4.1%上げていた。インド統計局が前日発表した1-3月期の国内総生産(GDP)速報値は前年同期比7.9%増となった。ブルームバーグが調査したエコノミスト28人の予想平均は7.5%増だった。
 
(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比1%安の5323.17。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.68ポイント安の1982.72。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比0.7%高の8597.16。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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