豪州:1-3月GDPは1.1%増、4年ぶり高成長-輸出がけん引

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  • GDPは前期比1.1%増、前年同期比3.1%増
  • 輸出や家計支出の増加が成長をけん引

オーストラリアの経済は1ー3月(第1四半期)に4年ぶりの高成長となった。輸出の増加が寄与した。ただ、インフレ圧力の後退を受けて、オーストラリア準備銀行(中央銀行)は5月に利下げに踏み切っている。

  • 豪政府が1日発表した1ー3月期の国内総生産(GDP)は前期比1.1%増。市場予想(0.8%増)を上回った。昨年10ー12月(第4四半期)は同0.7%増(改定値)だった
  • GDPは前年同期比では3.1%増。エコノミストの予想中央値は2.8%増だった
  • 成長をけん引したのは、輸出の4.4%増(GDPへの寄与はプラス1ポイント)と家計支出の0.7%増

  豪州では1ー3月期に中国の需要回復で鉄鉱石価格が上昇し、失業率は2年半ぶりの低水準に低下した。発表を受けて豪ドル相場は上昇し、市場が織り込む利下げ確率は低下した。

  オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)のチーフエコノミスト代行、リチャード・イエッツエンガ氏(シドニー在勤)は「今回の統計で、あまり積極的に緩和しないという若干慎重な豪中銀の姿勢の正しさが確認されるだろう」と指摘。豪中銀は8月まで追加利下げしないとの見通しを示した。

  シドニー時間午後1時33分(日本時間同0時33分)現在、豪ドル相場は1豪ドル=0.7278米ドルに上昇。統計発表前は0.7244米ドルだった。

原題:Australia Economy Grows Most in Four Years Thanks to Exports (1) (抜粋)

(詳細を追加して更新します.)
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