アイカーン氏:アラガン株「大量のポジション」取得-CEOを支持

資産家のカール・アイカーン氏は米製薬会社アラガン株の「大量のポジション」を取得したと明らかにした。

  同氏はアラガンのブレント・サンダース最高経営責任者(CEO)を「強く支持」していると説明。アイカーン氏はかつて、サンダース氏のフォレスト・ラボラトリーズCEO就任を後押しした。フォレストは後にアクタビスに買収された。アクタビスはその後アラガンを買収し、社名をアラガンに変更している。アラガンでサンダース氏は、1600億ドル(約17兆7400億円)でのファイザー買収計画を指揮。ただこの買収計画は、当局による税規制の強化を背景に撤回された。

  アイカーン氏は31日の発表文で、「アラガン株の大量のポジションを最近取得した。ブレント・サンダースCEOを強く支持している」と説明した。取得規模の詳細には触れていない。

  同氏はさらに「サンダース氏にはアラガン株主全員にとって価値を高める能力があると強く確信している」と加えた。

  31日の米株式市場でアラガン株は上昇。ニューヨーク時間午前10時36分現在は前営業日比1.1%高の238.56ドルとなっている。アラガンは、アイカーン氏による株式取得を歓迎する姿勢を示した。

  同社は「アラガンはカール・アイカーン氏による株式取得を認識している。この株式取得が経営への影響力行使や経営権取得を目的としていると考える理由は当社には一切見当たらない」と説明した。

原題:Icahn Takes ‘Large Position’ in Allergan, Says He Backs CEO (1)(抜粋)