米国債と米国株、4-6月期にパフォーマンス逆転-米利上げ近づく

米国債は4-6月(第2四半期)に入って米国株に対する優位を失った。予想以上に良好な米経済指標で利上げが近づいた。

  ブルームバーグの集計データによれば、米国債の相場は4月と5月に停滞し、4-6月期はこれまでほぼ横ばい。一方、S&P500種株価指数は3月末以降に2.3%上昇した。1-3月(第1四半期)は米国債の値動きが株式を上回った。

  ブルームバーグ・ECO・USサプライズ指数によれば、米経済指標がエコノミスト予想を上回る幅は1年4カ月ぶりの大きさになっている。今週は5月の米雇用統計も発表される。

  CIBC(カナディアン・インペリアル・バンク・オブ・コマー ス)証券金融商品部の大江一明部長は、米経済の状態は悪くないとして、米当局は6月か7月に利上げをするだろうと予想。米国債は値上がりしないとの見通しを示した。

  フェデラルファンド(FF)金利先物が示唆する6月の米利上げ確率は30%、年末までに利上げがある確率は74%となっている。

原題:Treasuries Lose Their Lead Over Shares as Fed Moves Toward Shift(抜粋)