HSBCサイフ氏がサウジ財政省に出向、国際債券発行を準備-関係者

サウジアラビアは同国初となる国際債券市場での債券発行の責任を負う債務管理室をスタートさせるため、英銀HSBCホールディングスのバンカー、ファハド・サイフ氏を起用した。事情に詳しい2人の関係者が明らかにした。

  非公開情報だとして関係者が匿名を条件に述べたところによれば、サイフ氏はHSBCが40%出資するサウジ・ブリティッシュ銀行(SABB)から無期限で財務省に出向した。SABBではグローバルバンキング・市場を担当するゼネラルマネジャーだった。同氏はHSBCサウジアラビアの取締役も務めている。

  原油価格下落で生じた財政赤字を穴埋めするため、サウジなど6カ国から成る湾岸協力会議(GCC)の一部加盟国は海外市場での資金調達計画を進めている。計画に詳しい関係者によれば、サウジは5月に入り、国際市場での債券発行準備に向け複数の銀行に招待状を送付した。

  SABBとHSBCは共同資料で、サイフ氏の出向を確認するとともに、同氏は引き続きHSBCサウジアラビアの行員だと説明。財務省はコメントを控えている。

原題:Saudi Arabia Said to Hire HSBC Banker to Set Up Debt Office (1)(抜粋)

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