米国債入札疑惑、ドイツ銀も調査の焦点か-絞り込みとNYP (訂正)

訂正済み

ドイツ最大の銀行、ドイツ銀行が米国債入札の操作疑惑をめぐる調査の焦点の一つに浮上している。事情に詳しい複数の関係者からの情報を引用し、米紙ニューヨーク・ポスト(NYP)が報じた。

  NYPによれば、これまでのところ不正行為の責任を問われた銀行はないが、プライマリーディーラー(政府証券公認ディーラー)22社全てに文書や情報のやりとりの提供を求めた後、調査担当者は対象の絞り込みを進めており、そのグループにはウォール街と欧州、アジアの大手銀行が含まれる。

  ドイツ銀は年次報告書で、米国債の入札と取引に関係する情報および文書の提供を求めるリクエストを受けた事実を明らかにしていた。同行の広報担当エイミー・チャン氏(香港在勤)は「ドイツ銀はオークションマーケットに関する業界全体を対象とする調査に協力している。われわれのこれまでの検証に基づく限り、当行が今回の調査の焦点になっていると信じるに足る理由はない」と述べた。

  事情を知る関係者が昨年語ったところでは、米当局はプライマリーディーラーから情報を収集し、やりとりがどのように行われていたかや、自分たちに有利になるようトレーダーが米国債入札で不適切な操作を試みようとしていなかったか入念に調べており、発行日前取引(WI取引)も広範な調査の対象になっているという。

  米銀ゴールドマン・サックス・グループは昨年11月の届け出で、監督当局や他の政府機関が調査している活動リストに証券の募集と入札、「発行日前取引」を追加し、全ての調査に協力していると説明していた。

原題:DOJ Eyes Deutsche Bank in Auction Probe, Post Reports (Correct)(抜粋)

(原題と原文リンクを差し替え第3段落でドイツ銀が情報開示していないというNYP報道を訂正します.)
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