ブラジル政策金利、エコノミストが予想を上方修正-物価動向受けて

年末のブラジル政策金利に関するエコノミスト予想が上方修正された。インフレ率が予想外の高水準になったことが背景にある。

  ブラジル中央銀行が発表した27日実施の「フォーカス」週間調査によると、年末時点の政策金利のエコノミスト予想中央値は12.88%と、前週の12.75%から上昇。2016年のインフレ率見通しも7.06%と2週連続で引き上げられた。

  インフレ率はなお当局の目標の倍以上の水準で推移している。中銀は先月の会合で政策金利を据え置いたが、ブルームバーグがまとめたデータによると、次期総裁に指名されたイラン・ゴールドファイン氏の下で利下げが7月にも始まる可能性がこれまで市場に織り込まれていた。

  研究・教育機関、ゼツリオ・バルガス財団 (FGV)の30日の発表によれば、5月の消費者物価の指数はエコノミスト全員の予想を上回った。先に発表された4月の拡大消費者物価指数(IPCA)と5月中旬の拡大消費者物価指数(IPCA-15)も全ての予測を上回っていた。

原題:Brazil Economists Raise Selic Call for First Time Since December(抜粋)