ゴールドマン:MSCI指数への6月の中国本土株採用、確率70%に

  • ゴールドマンは4月時点では50%の確率としていた
  • 深圳・香港証取接続が発表されれば確率はさらに大きく上昇と指摘

中国本土で取引されている人民元建て株式、いわゆるA株がMSCIの世界的指数に6月に組み込まれる可能性が70%に上昇したと米ゴールドマン・サックス・グループはみている。売買停止を抑制し、受益所有権規定の明確化に向けた中国側の取り組みをその理由に挙げている。

  劉勁津(キンガー・ラウ)氏らゴールドマンのエコノミストは31日、中国側のこれらの措置はA株採用に関してMSCIが4月に取り上げた5つの問題の2つに対応しているとリポートで説明。今後は月次の資金環流制限や指数商品に関する非競争的な条項、越境株式プログラムに関する営業日当たりの売買上限という残りの問題に対処する必要があると指摘した。

  ゴールドマンは4月時点でA株組み入れの確率を50%とし、中国が香港と深圳の証券取引所を通じた株式売買相互取り次ぎを開始する重要性に触れていた。

  リポートによれば、「これらの動きは明らかにプラス」であり、深圳・香港証取接続が発表されれば6月のA株組み入れの「条件付き確率」が大きく上昇するとゴールドマンは考えている。

  上海、深圳両証取は先週、株式の売買停止を制限する新たな規則を打ち出し、新規則の目的は自己申請によるA株の売買停止を抑制することだとそれぞれ表明した。

原題:Goldman Sees 70% Chance for Chinese Shares Joining MSCI in June(抜粋)