航空会社、次々にベネズエラ便を廃止-経済危機悪化で収益見込めず

  • 独ルフトハンザは6月に首都カラカス行きの路線の運行中止
  • チリのラタム航空は全ベネズエラ便を廃止

リセッション(景気後退)が深刻なベネズエラ。同国への路線から収入を上げることに苦心する航空各社は近年、便数など輸送力を減らしてきた。今や、2社が撤退を決めた。

  中南米で最大の航空会社、チリのラタム・エアラインズ・グループは30日、首都カラカス行きの全路線を8月までに廃止すると発表。その前日にはドイツのルフトハンザが、週3便のベネズエラ路線を来月から「次に通知するまで」中止すると発表した。

  現地紙「エル・ナシオナル」はルフトハンザとラタムの決定について、運行再開からわずか3カ月後の3月に需要低迷を理由にカラカスーニューヨーク便の中止を発表した米アメリカン航空グループに追随するものだと報じた。

  国際通貨基金(IMF)はベネズエラの今年の経済成長率をマイナス8%、インフレ率は平均で500%近くまで上昇すると予想している。

原題:Airlines Suspend Flights to Venezuela as Economic Crisis Worsens(抜粋)

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