ドル・円は昨年12月以来の雲抜けか、トレンド転換の兆し-チャート

ドル・円は30日に1ドル=111円45銭と1カ月ぶり高値まで上昇し、日ベースの一目均衡表の雲の上限を一時上回った。現在111円25銭にある雲の上限は6月2日以降、徐々に切り下がり、来週は110円ちょうどに近づく。このため、ドル・円が110円台を維持すれば、自動的に昨年12月以来の雲上抜けとなる可能性が高い。みずほ証券投資情報部の鈴木健吾チーフFXストラテジストは、市場を揺るがしてきた中国、原油、米景気後退懸念といった材料がはけてきた中で、「半年続いてきた一方的な円高・ドル安トレンドもいったん転換する兆しが見えつつある」と指摘。このままいけば遅行線の実体抜けと雲抜けがほぼ同時にくる感じになりそうだと言い、ドル・円は「113-115円ぐらいに戻ってもいい」と分析している。