欧州債:ドイツ国債が下落、米FRB議長が利上げ近いと示唆

30日の欧州債市場ではドイツ国債が下げを主導。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が27日に早期の米利上げを示唆したことに反応した。

  イエレン議長は利上げ時期を特定はしなかったものの 、政策金利の引き上げが恐らく数カ月内に「適切になるだろう」と述べた。先物市場は6月14、15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ確率を34%として織り込んだ。

  30日の市場では独・仏の10年債利回りが上昇。ダンスケ銀行のチーフアナリスト、アラン・フォンメイレン氏は「欧州債は27日以降の米国の動きに追いつこうとしている。イエレン議長が数カ月内の利上げを示唆し米国債利回りは上昇した。これが欧州債にも波及している。さらに、前向きなリスクセンチメントが債券相場の重しになっている」と話した。

  ロンドン時間午後4時33分現在、ドイツ10年債利回りは3ベーシスポイント(bp)上昇の0.17%。2026年2月償還債(表面利率0.5%)の価格は0.28下落の103.21。フランス10年債利回りは3bp上昇し0.50%。

  米国はメモリアルデー、英国は春季バンクホリデーのため休場。

原題:Germany’s Bonds Drop After Yellen Affirms Will to Increase Rates(抜粋)