人民元中心レートはこうして設定、中信銀が明らかに-2月に見直し

中国人民銀行(中央銀行)が人民元の中心レートを毎営業日設定する手順を、国有の中信銀行(CITIC銀行)が明らかにした。人民銀は1月の混乱後にシステムを見直したという。

  中信銀の金融市場担当副ゼネラルマネジャー、スン・ウェイ氏によると、レートを申告する銀行14行は前営業日の終値と通貨バスケットの夜間の動きを考慮。さらに需給関係を織り込む裁量余地があるという。人民銀は2月にレート申告銀行と協議した後、システムを標準化したと同氏は説明した。

  INGグループのアジア調査責任者ティム・コンドン氏は、自社や他のアナリストのモデルも前営業日終値と通貨バスケットの夜間の動きに基づいているとして、「人民銀がこの政策を厳密に実行するならば、当社のモデルによる中心レート予測が正確さを増すだろう」と話した。

  市場操作を防ぐために申告銀行間の共謀を防ぐ措置や、最高と最低の申告レートを幾つか除外して設定する方法などが盛り込まれているという。

原題:Chinese State-Run Bank Reveals Details of Yuan Fixing Mechanism(抜粋)