レッドストーン氏、米バイアコムの経営陣交代に向けて下準備

  • ドーマン氏とエイブラムス氏が家族信託の役割から外れたことに言及
  • 両氏は家族信託での解任めぐり提訴

米メディア企業バイアコムの支配株主であるサムナー・レッドストーン氏は同社の取締役会メンバーとフィリップ・ドーマン最高経営責任者(CEO)を交代させる下準備を進めているようだ。CEOの交代を計画しているかと問われたレッドストーン氏は27日、その可能性を否定しなかった。

  レッドストーン氏の広報担当者は電子メールで、「ドーマン氏とジョージ・エイブラムス氏を受託者から外すことを決めたのと同じように、レッドストーン氏が株主の最善の利益に基づいて熟慮・検討し、あらゆる決定を下す」と説明した。

  レッドストーン氏(93)はMTVやパラウント・ピクチャーズを傘下に持つバイアコムに対する支配を再び主張するような行動を取っている。先週には、いずれレッドストーン氏の帝国をコントロールする家族信託の受託者からバイアコムのドーマンCEOとエイブラムス取締役を外した。両氏は解任をめぐり23日に提訴している。

  レッドストーン氏がCEO交代を考えるとすれば、バイアコムのトーマス・ドゥーリー最高執行責任者(COO)、トム・フレストン前CEO、CBSのレス・ムーンベスCEOらが後任候補となる可能性がある。

原題:Redstone Says He’s Weighing Changes to Viacom’s Leadership (3)(抜粋)