【FRB要人発言】利上げ、恐らく数カ月内に適切-イエレン

5月23日から29日までの米連邦準備制度理事 会(FRB)要人の主な発言は以下の通り(記事全文は発言者の氏名を クリックしてください)。

<5月27日> イエレン議長(ハーバード大学での討論会):これまでにも話したこと だが、金融当局が時間をかけて緩やかかつ慎重に政策金利を引き上げて いくのは適切だ。恐らくは、今後数カ月のうちにそうした行動が適切に なろう。

<5月26日> パウエル理事(ワシントンで講演):今後入手するデータとリスク動向 次第でかなり近い将来、追加利上げが適切となる可能性がある。利上げ ペースについては漸進的なものとすべきだ。

パウエル理事(ワシントンでの講演後の質疑応答で):ドルの水準は FOMCが注視する要素の一つ。

ブラード・セントルイス連銀総裁(シンガポールで講演):米生産性の 低い伸びを懸念。

ブラード・セントルイス連銀総裁(シンガポールで講演):中国経済が 期待に沿わないパフォーマンスとなるリスクはある。神経を張りつめ、 何か悪いことが起きるかもしれないから米国にとって正しい政策はとら ないと言うのはおかしい。

<5月25日> ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁(フィラデルフィアでのイベント で聴衆の質問に答え):現在のところ中国情勢は安定しているようで、 市場が落ち着いているのはそのためだ。今後も注視を続ける必要はある が、現時点では中国に関して大きなリスクがあるとはみていない。

カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁(ノースダコタ州ビスマークでの石 油関連の会議で講演):緩やかな経済成長が当局の基本的な見通し。

カプラン・ダラス連銀総裁(ヒューストンのイベントで):一定量の緩 和解除に向け、近い将来に行動しなければならない。Brexitの投 票はある程度のテールリスクとなる。

カプラン・ダラス連銀総裁(ヒューストンで行われた行事で講演後、記 者団に対し):私個人の2016年GDP予想は約2%増で、年初以来ほぼ 変わっていない。

<5月24日> ブラード・セントルイス連銀総裁(CNBCテレビとのインタビュー で):6月か7月の利上げは確実ではない。米国は完全雇用かそれ以上 の状態にあると思っており、労働市場に前進し、行動する最も強い根拠 があるだろう。

<5月23日> ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁(フィラデルフィアで講演):政 策がどのように展開するか明確な道筋を示すことはできないが、これか ら年末までに2回ないし3回の利上げの可能性は容易に予想できる。

ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁(フィラデルフィアで講演後、記 者団に対し):経済データが発表され、それが米景気の強さを予想する 私の見解と一致しないなら、私は一呼吸置くが、そうでなければ6月利 上げが適切だと思う。

ブラード・セントルイス連銀総裁(北京で発言):トレンドを下回る最 近の米成長ペースは緩やかな政策金利上昇の道筋と一致しない。

ブラード・セントルイス連銀総裁(北京で聴衆に対し):英国がEU離 脱を決定したとしても翌日に何かが起きるのではない。英国がその後入 る離脱交渉が極めてゆっくりとしたペースで進むのは必至だ。

ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(ニューヨークで開かれた外 交問題評議会のイベントで):年内に2-3回、2017年に3-4回の利 上げはFOMCにとってなお妥当な線だ。

ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(ニューヨークで開かれた外 交問題評議会のイベントで):世界情勢を反映した文言をさらに FOMC声明に盛り込むことを支持する。

ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(ニューヨークで講演後、記 者団に対し):6月に何を決定するか分からない。

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