ブラジル株(27日):下落、政治危機高まるとの観測-レアル売られる

  • ペトロブラスやイタウを中心にボベスパ指数が下げる
  • 大統領代行の所属政党による汚職調査妨害の試みを示唆する録音

ブラジル通貨レアルは今週、週間ベースで昨年12月以来の下落率となった。株式市場では指標のボベスパ指数も下げた。国内の政治的危機が高まるとの観測が広がり、テメル大統領代行がブラジル経済への信頼を回復させるとの期待がかすんだ。

  テメル氏が所属するブラジル民主運動党(PMDB)がブラジル石油公社(ペトロブラス)などに関する大規模な汚職調査の妨害を図ったことが、一部メディアの伝えた録音内容で示唆された。

  CMキャピタル・マーケッツのアナリスト、カミラ・アブデルマラク氏らは顧客向けリポートで、「政治的シナリオは依然として警戒を要する」と記した。

  レアルは27日、0.8%安の1ドル=3.6115レアル。週間では2.4%下落した。ボベスパ指数は27日に前営業日比0.9%安の49051.49で引けた。ペトロブラスの下げが目立ち、銀行のイタウ・ウニバンコ・ホールディングは3営業日続落となった。

原題:Brazil Real Posts Worst Week Since December Amid Political Woes(抜粋)

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