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米国株(27日):上昇、S&P500は週間で3月以来の大幅高

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27日の米国株は上昇。30日の米メモリアルデーの祝日を控えてこの日は薄商いだった。S&P500種株価指数は週間ベースで3月以来の大幅高となった。米国の景気は力強さを増しており、今夏にも利上げされた場合も持ちこたえることができるとの見方が広がった。

  この日は銀行株、テクノロジー株が上昇。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は米経済の改善が続いており、「今後数カ月のうちに」追加利上げが正当化されるとの認識を示した。

  S&P500種株価指数は前日比0.4%上げて2099.06。週間ベースでは2.3%上昇した。ダウ工業株30種平均は前日比44.93ドル(0.3%)上げて17873.22ドル。ナスダック総合指数は0.7%上昇した。

  ロバート・W・ベアードの機関投資家担当株式セールス・トレーダー、マイケル・アントネッリ氏は「イエレン議長の発言は裏付けそのものだった。ここ1週間、多くの政策当局者が発言してきたが、これら連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーは特にハト派ではない。イエレン議長の発言は決定的だった」と述べた。

  金利先物市場が織り込む6月の利上げ確率は34%。イエレン議長の発言前は30%だった。先週初めはわずか4%だった。7月の利上げ確率は58%と、朝方の51%から上昇した。

S&P 500 Nears Its April Peak After Week of Swings

  1-3月(第1四半期)の米実質国内総生産(GDP)改定値は速報値から上方修正されたが2016年の滑り出しが低調だったとの見方は変わらなかった。5月の米消費者マインド指数は予想を下回る伸びにとどまった。

  企業の四半期決算発表シーズンもほぼ終了し、S&P500種採用企業の第1四半期決算見通しは7.1%減益。4月時点では10%減益が見込まれていた。第2四半期は4.9%減益、第3四半期は3%増が予想されている。

  S&P500種産業別10指数はいずれも上昇。金融やテクノロジー、ヘルスケア関連の銘柄が特に買いを集めた。CBOEボラティリティ指数は2.3%下げて13.12と、8週間ぶりの低水準だった。

  精密機器メーカーのFEIは14%高。計測機器・試薬メーカーのサーモフィッシャーサイエンティフィックがFEIを約42億ドルで買収することで合意した。

原題:U.S. Stocks Climb, Capping S&P 500’s Strongest Week Since March(抜粋)

(第2段落を加え、第5段落以降を追加します.)
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