第1四半期の米GDP:0.8%増に上方修正、在庫・純輸出を反映

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1-3月(第1四半期)の米実質国内総生産(GDP)改定値は速報値から上方修正された。輸出や在庫投資の上方修正を反映した。

  米商務省が27日発表した第1四半期の実質GDP(季節調整済み、年率)改定値は前期比0.8%増。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は0.9%増だった。速報値は0.5%増。

  RBSセキュリティーズのエコノミスト、ケビン・カミンズ氏は「最も興味深い修正の一つは、昨年10ー12月(第4四半期)の賃金・給与の上方修正だ」とし、「どう見ても急増しているとはいえないが、向こう数四半期はトレンドを上回る伸びが期待できる。個人消費と労働市場の健全さがけん引役だ」と続けた。

  昨年第4四半期の賃金・給与は1255億ドル増に修正され、四半期の伸びとしては約2年で最大となった。従来発表は817億ドル増だった。

  1-3月の在庫投資は696億ドルと、速報値の609億ドルから上方修正された。

  純輸出のGDP寄与度はマイナス0.21ポイントと、速報値のマイナス0.34ポイントからマイナス幅が縮小した。

  経済全体の約7割を占める個人消費は1.9%増で、速報値から変わらずだった。

  改定値で初めて発表される企業利益は、税引き前ベースで前期比0.3%増。前年同期比では5.8%減だった。

  在庫と貿易を除く国内最終需要は1.2%増と、速報値から変わらず。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Economy in U.S. Expands Slightly More Than Previously Estimated(抜粋)

(詳細やエコノミストのコメントを追加し、更新します.)
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