本土内外の人民元相場、開きが縮小-米利上げ控え人民銀支援見込む

更新日時
  • 香港の元相場が26日には本土の相場を上回った
  • 市場はFOMCが6月に動くか測りかねている-ストラテジスト

中国人民元は今週、本土市場で取引されているオンショア元のオフショア元に対する上乗せ幅が縮小した。米連邦公開市場委員会(FOMC)の追加利上げに備え、中国人民銀行(中央銀行)がボラティリティ抑制に動くとの観測が広がった。

  オフショア元は香港時間27日午後4時30分(日本時間同5時30分)現在、前週末比0.03%安の1ドル=6.5669元。オンショア元は0.16%安の6.5596元と、4週連続で下落している。

  26日に3週間ぶりにオンショア元を上回ったオフショア元は、27日の取引では0.1%割安な水準。1月にはオンショア相場を2.9%下回り、ディスカウント幅が過去最大となった。

  マラヤン・バンキングのシニア通貨ストラテジスト、フィオナ・リム氏(シンガポール在勤)は「人民元の値下がりペースは速くなく、無秩序でもない」と述べ、「市場はFOMCが6月に動くかどうかまだ測りかねており、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長からのさらなる確証を待っている」と指摘した。

原題:Yuan Gap Narrows as PBOC Seen Backing Currency Amid Fed Concern(抜粋)

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