ゴールドマンが人事評価制度変更、継続的フィードバックへ-内部文書

  • ゴールドマンは定量的スコアに基づく従来の制度を廃止
  • レビューをより迅速に受け取ることができる試験プログラムを開始へ

米銀ゴールドマン・サックス・グループは、パフォーマンスのフィードバック(成績評価)制度の改定に動いており、レビュー(評価)をより迅速に受け取ることができる試験的プログラムを年内に開始する。今週出た2件の内部文書をブルームバーグが入手した。

  ウォール街の他の金融機関に先駆けて報酬や雇用について新たな方向を打ち出すことが多いゴールドマンは、9ポイントのスケールで評価する従来の制度を廃止し、その行員の強さと弱さによりフォーカスするシステムに移行する。内部文書によれば、年間の評価を行員が受け取る時期も早まる。

  内規に関する情報であることを理由に事情に詳しい関係者の1人が匿名を条件に語ったところでは、新たな制度を広く導入する前に一部の部署でパイロットプログラムを試験的に実施する。マネジャーや行員は同僚にレビューを依頼できるほか、同僚の方から一方的にフィードバックを提供することも可能だ。

ゴールドマン・サックス本社

Photographer: John Taggart/Bloomberg

  ロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO)とゲーリー・コーン社長は25日に行員宛てに出した文書で、「質の高い継続的なフィードバックを提供することは、われわれのカルチャーの中心であり、同時に人材と会社の将来への重要な投資だ」とコメントした。

  ゴールドマンは投資銀行のジュニアバンカーに週末オフィスを離れるよう指示し、若手の仕事の負担軽減で先陣を切った大手金融機関の一つだ。今回の評価制度の変更については、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が26日に先に報じていた。

原題:Goldman Changes Policy on Employee Reviews, Plans Pilot Program(抜粋)