今年の商品市場で最高のパフォーマンス示すのは鶏の飼料-供給減少で

  • 大豆ミール値上がりでトウモロコシ農家が恩恵受ける
  • 畜産業者は大豆ミールの代替となる割安な飼料の調達目指す

商品市場で今年、最高のパフォーマンスを示しているのは鶏や牛の飼料として利用される大豆ミールだ。

  大豆を圧砕して製造し家畜の飼料となる大豆ミールの価格は今年に入って54%上げ、ブルームバーグ商品指数を構成する22品目のうち最大の上昇率を示している。世界最大の大豆ミール輸出国であるアルゼンチンで洪水が発生し、大豆の収穫高が減少して供給が抑制された。一方、世界の食肉生産は過去最高水準に達し、大豆ミール需要は拡大している。
  
  大豆ミールの値上がりにより米アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)などの大豆加工業者のマージンが上昇している。また、一部の畜産業者はトウモロコシなど割安な代替飼料の調達を目指している。鶏肉生産で米4位のサンダーソン・ファームズは26日、価格上昇は投機的で「一時的」なもので、6月には終了すると予想されるため、大豆ミールとトウモロコシの購入を控えていることを明らかにした。

  シカゴ商品取引所(CBOT)の大豆ミール先物7月限は26日、前日比0.6%高の2000ポンド当たり409.60ドル。一時は419.80ドルと、2014年6月以来の高値を付けた。

原題:Hottest Commodity of 2016 Is Chicken Feed Amid Supply Disruption(抜粋)

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