タイム・ワーナー、ネットフリックス株上昇-アップルの関心報道で

26日の米国株式市場寄り付き前の時間外取引では、タイム・ワーナー株が上昇。アップル幹部が昨年買収の可能性を提起したと伝えられたことが材料視された。メディア業界に対するアップルの関心やコンテンツ提供への思惑から、ネットフリックス株も買われている。

  英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が25日に関係者3人の話として伝えたところによると、「iTunes Store(アイチューンズ・ストア)」や「アップルミュージック」、「iCloud(アイクラウド)」の統括責任者であるエディ・キュー氏がタイム・ワーナーの企業戦略責任者オラフ・オラフソン氏との会談で、買収提案の構想を持ち出した。

  FTは関係者の名前を明らかにしていない。タイム・ワーナーはHBOやCNN、ワーナー・ブラザーズを傘下に持つ。

  FTの報道では、アップルのタイム・ワーナー買収協議は予備的な段階を出ず、両社の最高経営責任者(CEO)が関わることはなかった。

  アップルの関心が将来再燃することがあるかは定かでないが、FTが引用したバンカーによればアップルは買収対象の候補として幅広いメディア企業を検討してきた。コンテンツ提供が容易であることからネットフリックスのようなストリーミング会社に向かう公算がより大きいだろうと一部のバンカーは述べている。
  

原題:Time Warner, Netflix Climb on Report of Apple Interest in Media(抜粋)