中国人民元、3カ月ぶり安値付近-米利上げで資金流出との懸念

中国人民元は26日、ここ3カ月余りでの最安値付近で推移した。米利上げ確率の高まりを受けて資金流出への懸念が強まった。世界の決済通貨としての人民元のシェア低下も弱材料になった。

  人民元は今月に入ってから1.2%下げている。市場が織り込む6月の米利上げ確率は34%と、約2週間前の4%から上昇している。国際銀行間通信協会(SWIFT)によれば、世界での決済での人民元シェアは4月に1.82%に低下し、カナダ・ドルに抜かれた。

  上海市場で取引されている人民元は現地時間午後4時46分(日本時間同5時46分)現在、1ドル=6.5595元と、25日に付けた2月以来の安値まで0.1%の水準。オフショア人民元は0.02%高の6.5644元。中国人民銀行(中央銀行)は元の中心レートを0.21%元高方向に引き上げた。前日は5年ぶり低水準に設定していた。

原題:Yuan Near Three-Month Low as Global Use Drops, Fed Concerns Grow(抜粋)

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