ブラジル株:ボベスパ指数上昇-新政権が議会運営で最初の成果

  • 議会は2016年の財政目標を変更する政府提案を承認
  • アンベブとヴァーレの上昇がボベスパ指数の上げに最も寄与

25日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は上昇。ルセフ大統領の職務停止で誕生した新政権が議会運営で最初の成果を収めたことから、財政立て直しと成長回復に向けた一段の措置が承認されるとの楽観論が高まった。

  ブラジルの上下両院合同本会議は、前政権が打ち出した今年の財政目標を変更する新政権の提案を承認した。アナリストやトレーダーらは、提案が承認されたことはテメル大統領代行が法制化に向けて議会の支持を得られる重要な兆候だとみている。

  証券会社ギジ・インベスチメントスのアナリスト、パウロ・エンリケ・アマンテア氏は「今回の最初の勝利はプラスのシグナルだ。新しい経済チームは成長回復の戦略を構築する時間的猶予を手にする」と語った。

  ボベスパ指数は前日比0.3%高の49482.86で取引を終了。上昇をけん引したのはビール会社のアンベブと鉄鉱石生産最大手のヴァーレ。アンベブは1.6%、ヴァーレは2.5%それぞれ値上がりした。通貨レアルは0.3%安の1ドル=3.5835レアル。一時は0.5%高となったが、国内市場でのドル需要がレアル相場を圧迫したとトレーダーは指摘した。
  

原題:Brazilian Stocks Gain After Temer Scores First Congress Victory(抜粋)

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