アリババ株が急落、米SECが調査-会計慣行など文書提出を要請

更新日時
  • SECの調査を開示したアリババの株価は約4カ月で最大の下げ
  • アリババの会計慣行は一部投資家の間で懸念されていた-アナリスト

25日の米国株式市場では、電子商取引で中国最大手アリババ・グループ・ホールディングの株価が約4カ月で最大の下げを演じた。会計上の慣行と米連邦法違反の疑いで、米証券取引委員会(SEC)の調査を受けていると明らかにしたことが嫌気された。

  アリババは年次報告書で、SECに文書を提出し調査に協力していると表明。SECは連結会計の慣行と関連する当事者間の取引、11月の「光棍節」(独身者の日)に関するデータを調査しているという。光棍節はアリババが力を入れるセール日で、昨年は24時間で900億元(現行レートで約1兆5100億円)を超える売り上げを集めた。

  同社の株価は前日比6.8%安の75.59ドルと、1月以来最大の下げとなった。

  モーニングスターのアナリスト、R・J・ホットビー氏は、アリババの「独特な」会計慣行は一部の投資家の間で長きにわたり懸念されてきたと指摘。同氏はその上で、アリババの会計監査は知名度の高い事務所が担当していると付け加えた。

  アリババは「SECからは、この情報提供の要請は違法行為があったことを示唆するものではないとの伝達を受けている」とし、「この件は進行中だ。当局の手続きが常にそうであるように、いつ完了するのか予測はできない」と述べた。

原題:Alibaba Facing SEC Investigation Over Accounting Practices (2)(抜粋)

(株価終値を追加して更新します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE