アジア・太平洋株式サマリー:香港株が大幅高、印株も上昇-中国下げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  25日の香港株式相場は6週間ぶりの大幅高。不動産株やエネルギー銘柄を中心に買われた。4月の米新築住宅販売増加を受けて、米経済が利上げに耐えられるとの観測が広がった。

  ハンセン指数は続伸し、前日比2.7%高の20368.05で終了。中国本土株で構成されるハンセン中国企業株(H株)指数は2.8%高で引けた。

  原油価格が1バレル=50ドルに近づく中で、中国最大のエネルギー会社ペトロチャイナ(中国石油、857 HK)は4月半ば以来の大幅な上げとなった。資産家の李嘉誠氏が率いる不動産開発会社、長江実業地産(1113 HK)は2週間ぶりの高値を付けた。

  交銀国際の中国担当チーフストラテジスト、洪灝氏(香港在勤)は、香港株の上昇について「米新築住宅販売が大きく予想を上回ったことを受けたショートカバーが原因だ」と指摘。「ファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)の改善を伴わないショートカバーによる反発は相場の好転とは言い難い」と述べた。

  中国本土市場では上海総合指数が続落し、前日比0.2%安で終了。燃料価格の反発で利益が損なわれる可能性があるとの見方から航空株を中心に売られた。吉祥航空(603885 CH)は9%下げ、中国南方航空(600029 CH)は4.6%安。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  25日のインド株式相場は3カ月ぶり大幅高となった。銀行株と自動車関連銘柄の上げが目立った。米国で新築住宅販売が急増し米経済が利上げに耐え得るとの見方が強まり、世界株高の様相となった。
  
  指標のS&P・BSEセンセックスの構成銘柄では、ICICI銀行とインドステイト銀行が大きな上げを演じた。二輪車メーカーのバジャジ・オートは1カ月ぶりの大幅上昇。売上高が予想を上回ったことが好感された。マルチ・スズキは4カ月ぶりの高値、高級車メーカーのジャガー・ランドローバーを傘下に置くタタ・モーターズは2週間ぶりの大幅な値上がりを記録した。一方、製薬会社シプラは1年9カ月ぶり安値に沈んだ。四半期利益が予想に届かなかった。

  センセックスは前日比2.3%高の25881.17で取引を終了した。これは3月1日以来の大幅上昇。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比1.5%高の5372.51。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比1.2%高の1960.51。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比1.2%高の8396.20。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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