欧州債:ギリシャ国債が上昇、10年物利回り7%割れ-追加融資確保で

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25日の欧州債市場でギリシャ国債が上昇。10年物利回りは昨年11月以降で初めて7%を一時下回った。同国の債権者が追加融資実行に合意したほか、債務負担軽減も約束した。

  2017年7月償還債の利回りも6カ月ぶり低水準となった。24日に開かれたユーロ圏財務相会合(ユーログループ)で、ギリシャは103億ユーロ(約1兆2650億円)の追加支援実施への合意を取り付けた。高リスク資産の需要高まりを受け、ドイツ国債の上げは限定的だった。

  クレディ・アグリコルCIBの金利ストラテジスト、オーランド・グリーン氏(ロンドン在勤)は「合意は周辺国債全体を後押しした」とし、「これまでのセンチメントは期待よりも不安が大きかった。当面取り組む必要のない問題になった」と語った。

  ロンドン時間午後4時10分現在、ギリシャ10年債利回りは前日比6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の7.17%。一時は6.98%まで下げた。債務危機の真っ最中だった2012年3月には44.21%に達した。同国債(表面利率3%、2026年2月償還)価格はこの日、0.335上げ75.73。2017年7月償還債の利回りは79bp下げ7.50%。6.62%まで低下する場面もあった。

  欧州債の指標とされるドイツ10年債利回りは3bp下げて0.15%。同年限のイタリア国債利回りは7bp下げて1.36%。両国債の利回り格差(スプレッド)は119bpに縮小し、今月3日以降の最小となった。 

原題:Greek Bond Yields Drop Below 7% After Bailout Payment Approved(抜粋)

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