5月の中国経済指標、最初の幾つかの民間指標はまちまちの結果

  • 民新製造業PMIやMNI企業景況感指数は低下
  • セールスマネジャー景況感指数や中小企業ネット検索指数は上昇

中国経済は3、4月に好調と不調の間で揺れ動いた後、5月に入って鈍い伸びに落ち着いたようだ。主要指標に先駆けて発表された5月の民間経済指標で明らかになった。

  華夏新供給経済学研究院が発表した民新製造業購買担当者指数(PMI)と、マーケット・ニュース・インターナショナル(MNI)の企業景況感指数、スタンダードチャータードの中小企業景況感指数はいずれも低下した。一方、明るい兆しとしては、ロンドンに拠点を置く調査会社ワールド・エコノミクスが発表した大手民間企業のセールスマネジャーの景況感を示す指数は上昇、米サンフランシスコを拠点とするスペースノウが工業施設の衛星画像を基に発表した中国サテライト製造業指数は2カ月連続で上げた。中小企業に関連したネット検索データに基づく指数も改善した。

  3月の政府当局の指標は2月の春節(旧正月)連休後の反動で改善したが、持続的な伸びが期待された4月は期待外れに終わった。中国国家統計局発表の5月の製造業PMIは6月1日に発表されるが、新規融資や工業生産、固定資産投資、小売売上高といった5月の主要指標の公表は6月中旬となる。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想によれば、5月の製造業PMIは50と、前月の50.1から低下する見込み。

  5月の民新製造業PMIは45.8と、4月の46.9から低下。5月のMNI企業景況感指数は50と、4月の50.5を下回った。スタンダードチャータード中小企業景況感指数は4月の58.7から56.0に下げた。ワールド・エコノミクスが発表した大手民間企業のセールスマネジャーの景況感を示す指数は5月に51.6と、昨年12月以来の高水準に上昇した。5月の中国サテライト製造業指数は48.34と、4月の48.17から微増。百度が発表する中小企業に関連したネット検索データに基づく指数の5月暫定値は99.9と、4月の99.8を上回った。

原題:China Early Economy Indicators Show Little Cheer, Little Change(抜粋)