シンガポール:1-3月GDPは0.2%増-速報値から上方修正

更新日時
  • 製造業と建設業の伸びがサービス部門の落ち込みを穴埋め
  • 政府は今年1-3%の成長率見通しを維持

シンガポールの1-3月(第1四半期)の国内総生産(GDP)は速報値から上方修正された。貿易重視の同国にとって、世界的な需要低迷に見舞われる中で若干の安心材料となった。

  シンガポール通産省が25日発表した1-3月期のGDP改定値は季節調整後の年率ベースで前期比年率0.2%増加。4月に発表された速報値はゼロ成長だった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト12人の予想中央値では0.6%増と見込まれていた。

  部門別では製造業が前期比23.3%増加し、建設業も10.5%増えた。一方、金融・保険業と卸売・小売業はそれぞれ15.2%と10.3%の減少だった。

  同省は発表資料で、「世界貿易の低迷が続いている上に世界的な経済状況悪化で、製造業や運輸など海外からの影響を受けやすい部門が圧迫される可能性がある」と指摘した。

  シンガポール通産省はこの日の発表資料で、16年の成長率が1-3%となるとの見通しを維持した。国際通貨基金(IMF)は、同国の今年の成長率は1.8%で、17年には2.5%前後に加速すると予想している。

原題:Singapore’s Economy Expands Faster Than Earlier Estimated (1)(抜粋)

(3段落目以降で通産省のコメントなどを追加して更新します.)
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