ブラジル株:ボベスパ指数ほぼ変わらず-投資家は財政改善策を見極め

  • テメル大統領代行は歳出抑制などを議会指導者に提案
  • 政府基金廃止の観測でブラジル銀行が大幅下落

24日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数はほぼ変わらず。投資家はテメル大統領代行が拡大する財政赤字抑制のための提案を断行できるかどうかを見極めようとしている。

  ボベスパ指数は前日比0.1%未満上昇し、49345.19で取引を終了。ブラジル資産は24日、テメル大統領代行が議会に補助金と歳出の抑制承認を求める意向を表明したことを受けて大きく上昇する場面もあった。通貨レアルは0.1%弱上昇し1ドル=3.5716レアルと、この5週間での安値に近い水準。

  テメル氏が20億レアル(約620億円)規模の政府基金の廃止を示唆したことを受けてブラジル銀行が6%安。同基金の大半は銀行株で構成されている。大学運営のクロトン・エデュカシオナルが3.3%上昇し、教育関連銘柄の上げをけん引した。石油化学会社のブラスケムはバンク・オブ・アメリカ(BofA)が投資判断を「バイ」に引き上げたことを好感して4.2%の値上がり。

  コレパルチ・コレトラ・ジ・カンビオの通貨トレーダー、ジェファーソン・ルジク氏は「財政状況の改善に前向きな意思があることに注目している。彼らは財政改善への道は認識しているが、道筋が明確になったとは到底言えない」と語った。

原題:Brazil Real, Stocks Little Changed as Investors Await Measures(抜粋)

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