HPエンタープライズのサービス部門がCSCと合併へ、株価急伸

更新日時
  • ホイットマンCEOは合理化を進めて法人向け販売に集中
  • 合併初年度に10億ドルのコスト節減を見込む

ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)は24日、同社のエンタープライズ・サービシズ部門が米情報技術(IT)サービス会社のコンピューター・サイエンシズ(CSC)と合併すると発表した。HPEは縮小しつつあるビジネスから撤退し、法人向けハードウエア・ソフトウエア販売に集中する。

  HPEの発表資料によると、今回の合併は株式交換を通じて行い、株主に約85億ドル(約9360億円)の価値をもたらす見通し。CSCのマイク・ローリー最高経営責任者(CEO)が新会社を率いる。HPEの株価は時間外取引で11%上昇し、CSC株は23%高。

  HPEのメグ・ホイットマンCEOは不振事業の分離を通じて会社の合理化を進めてきた。昨年のヒューレット・パッカード分割でパソコン(PC)とプリンター事業を切り離した同CEOは、今回の部門合併で外部委託テクノロジー・サービスとコンサルティング事業から撤退する。ITサービスを主力事業とするCSCはHPEの既存客を獲得できる。合併により初年度に10億ドルのコスト節減を見込むと両社は説明した。

  HPEの発表資料によると、ホイットマン氏は新会社の取締役に就任する。両社が取締役を半分ずつ指名する。

  HPEはこの日、2-4月(第2四半期)決算も発表した。利益は一部項目を除いたベースで1株当たり42セント、売上高は127億ドル。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均では、1株利益は42セント、売上高は123億ドルと見込まれていた。同社は5-7月(第3四半期)1株利益が42-46セントになる見通しを示した。アナリスト予想平均は48セントだった。

  HPEの最大部門であるエンタープライズ・グループの2-4月期売上高は7%増の70億ドル。CSCと合併するエンタープライズ・サービシズ部門の売上高は2%減の47億ドルだった。

原題:HP Enterprise to Merge Services Unit With Computer Sciences (1)(抜粋)

(株価の動きやHPEの決算などを追加して更新します.)
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