米グーグル、フランス警察・検察当局がパリで家宅捜索-脱税捜査強化

フランス警察と検察が24日、パリの米グーグルに対し家宅捜索に踏み切った。グーグルが納税義務を果たしていないとの不満が欧州全域に広がる中、当局が脱税捜査を強化した。

  フランスの金融検察局が発表した声明によると、今回の家宅捜索は同国国税当局の告発を受けて2015年6月に着手した予備捜査の一環。グーグルのアイルランド子会社がフランス国内に持つ拠点が恒久的なものかどうか、同社がフランス国内の売り上げを漏れなく申告していたかどうか確認するのが目的だという。

  これまでのところ法律違反で起訴されたグーグル関係者はいない。だがフランスでは最近、悪質な脱税に対する刑罰が強化され、経営幹部で有罪が確定した場合は最大で禁錮7年、罰金200万ユーロ(約2億5000万円)の刑が下る可能性がある。

  フランス当局はグーグルに対し、過去の過少申告などで約16億ユーロの支払いを求めている。グーグルは同社がフランス法を順守しており、「当局の疑問に答えるため完全に協力している」と文書で説明した。
  

原題:French Tax Investigators Swoop on Google’s Paris Offices (2)(抜粋)

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