モンサント:バイエルからの620億ドル買収案を拒否する姿勢-関係者

  • モンサントは買収額引き上げとさらなる時間を要求
  • モンサントはバイエルとの合意模索になお可能性を閉ざさず

種子開発最大手の米モンサントは独製薬会社バイエルから提示を受けた620億ドル(約6兆8200億円)の買収案を拒否する構えだ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。世界最大の農薬及び種子メーカーの誕生は頓挫する可能性が出てきた。

  関係者が匿名を条件に話したところによると、モンサントは提示額の引き上げとバイエルとの交渉に向けてさらなる時間を求めている。モンサントは統合には戦略的な合理性があるとみており、買収合意の模索にはなお可能性を閉ざしていないという。モンサントの取締役会はバイエルの提案を全会一致で拒否したと、関係者の1人は述べた。

  バイエルはモンサントに1株当たり現金122ドルで買収案を提示したと23日に発表。モンサントの担当者はコメントを控えた。モンサント取締役会の決定については、ロイター通信が24日、先に報じていた。

原題:Monsanto Said Poised to Reject $62 Billion Bayer Offer (1)(抜粋)