より多くの銀行がハッカー攻撃受けていた公算-SWIFTのCEO

ハッカーらは従来報告されていたよりも多くの銀行を標的にしていた可能性があると、国際銀行間通信協会(SWIFT)のゴットフリード・ライブラント最高経営責任者(CEO)が説明した。同CEOが24日に行う講演の原稿で明らかになった。

  ライブラントCEOはブリュッセルの欧州金融サービス会議で講演する。事前に配布された原稿によれば同CEOは、SWIFTは顧客が使用するソフトウエアのセキュリティー要件を引き上げ、顧客によるセキュリティー監査の実施を支援すると述べた。

  今年2月にバングラデシュ中央銀行がハッカー攻撃に遭い8100万ドル(約89億円)が盗まれたほか、2015年1月にはエクアドルの銀行が1200万ドルの盗難被害に遭っており、SWIFTを通じた支払いネットワークの脆弱(ぜいじゃく)性が露呈した。

  原稿によればライブラントCEOは「バングラデシュ中銀に対するハッカー攻撃は単独の事件ではない。少なくとも二つ、恐らくそれ以上、ハッカーが同様の手口を使ったケースがあるとわれわれは認識している。ただ被害額は膨大ではない」と指摘した。

原題:Swift CEO to Say More Banks May Have Been Breached by Hackers(抜粋)