カーニー英中銀総裁:「Brexit」リスク指摘は中銀の責任

イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁は24日、欧州連合(EU)残留・離脱を問う国民投票を含めリスクを査定し指摘する責任が中銀にはあると言明した。

  同総裁は英下院の財政委員会で「中銀に負託された責任の中にはインフレ率を持続的な形で目標水準に戻すための現在の条件ばかりでなく、その条件をめぐるリスクも報告することが含まれる」とし、国民投票結果は「条件を大きく変える」恐れがあると述べた。

  同時に証言したブロードベント副総裁とウィール、フリーヘ両金融政策委員会(MPC)委員は皆、いわゆる「Brexit」(英国のEU離脱)が成長を減速させるとともにポンドを下落させ、インフレ圧力を高める可能性があるとの見解を示した。

  EU残留・離脱をめぐる国民投票は6月23日に実施される。

原題:Carney Says BOE Has Responsibility to Highlight Brexit Risk(抜粋)