バリアント新CEO:新薬パイプラインは有望、皮膚科分野では課題も

  • 財務の権限を中央に集中させる必要、新経理部長を採用-パパCEO
  • 透明性の向上を約束-投資家により詳細な情報を提供へ

カナダの製薬会社バリアント・ファーマシューティカルズ・インターナショナルのジョー・パパ新最高経営責任者(CEO)は、皮膚科分野でやるべきことが残っているものの、まだ十分な評価が済んでいない新薬の「非常に有望なパイプライン」があると指摘した。

  パパ氏はニューヨークで開催されたUBSグローバル・ヘルスケア・コンファレンスで、就任後の最初の数週間を米ドラッグストアチェーン、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスとの新たな販売契約を理解するのに費やしたと説明。皮膚科分野でウォルグリーンと共に「スピードバンプ(減速帯)」を通り抜ける必要があると語った。

  ウォルグリーンとの契約はマイク・ピアソン前CEOによってまとめられた。ピアソン氏は会計処理や薬価引き上げ、特殊医薬品専門薬局との関係をめぐる数カ月間の混乱の後に退任した。

  パパ氏は事業を売却する必要性はないが、非中核的資産を処分する機会はあるとの見解を示した。

  23日のニューヨーク市場で同社株価は4.6%安の26.21ドルで終了。2015年8月に記録した最高値を約90%下回っている。

  パパ氏は分権的管理のモデルがバリアントの一部事業では機能するが、財務部門については中央に権限を集中させる必要があると指摘。「人材を追加採用する。つい最近、新たな経理部長を雇った」と述べた。さらに、透明性を改善する余地があるとし、各事業部門や製品別の業績についてより詳細な情報を投資家に提供する計画だとした。

原題:Valeant New CEO Papa Sees ‘Speed Bumps’ in Dermatology(抜粋)