【インサイト】日本の黒字がG7政策の障害に-米の見解はまだ円安?

先週末のG7では日米間の為替相場の動向についての見解の溝が埋まらなかった。ルー米財務長官の為替相場に対する見解は、対米貿易収支が軸となっている可能性があり、したがって米側が政府・日銀の為替介入を容認するとは見込めない。日本の貿易収支の黒字拡大傾向も米見解を後押ししている。

  • 米為替報告は日中独など大幅な対米貿易黒字国5カ国を監視リストに
  • 中南米各国は大幅な通貨安にもかかわらず対米赤字のためリスト外
  • 米有力シンクタンクは昨年10月時点で円は対ドルで11.2%過度な円安との評価

https://goo.gl/7qPj1S

  • 対米貿易収支が均衡するような為替の評価手法で円が評価されているため、それ以降の10%程度の円高を加味しても依然円安と評価の可能性
  • 原文の英文リポートへのリンク INSIGHT: Japan Trade Surplus Adds to G-7 Currency Stress

(増島雄樹氏はブルームバーグ・インテリジェンス(BI)の日本担当チーフエコノミスト)