米レンディングクラブへの出資、シンガポール投資家が公表-株価上昇

  • 陳氏率いる盛大のグループは最大11.7%の株式を取得
  • 投資家側はレンディングクラブの取締役会と協議する可能性

米インターネット金融サービス会社レンディングクラブの株価が23日のニューヨーク市場で上昇。シンガポールを拠点とする投資家が最大11.7%の株式取得を公表したことが手掛かり。同社CEOが9日に突然辞任してから、同社は投資家の一層の信頼取り付けに取り組んでいる。

  レンディングクラブの株価終値は前営業日比8.3%高の4.32ドル。この日の上昇を受け、年初来の下落率は61%に縮小した。

  盛大媒体など陳天橋氏が経営権を握る4社のグループは、レンディングクラブ株2900万株と、1570万株を追加取得するオプション権を得たと、陳氏と4社が23日、米証券取引委員会(SEC)に届け出た。手数料を含めた株式取得額は1億4870万ドル(約160億円)で、オプション購入でさらに1120万ドルを支払った。ブルームバーグのデータによれば、陳氏側はオプションを行使すれば、レンディングクラブの筆頭株主に浮上する。

  盛大側は電子メールで、「レンディングクラブが先駆けとなった革新的な事業モデルを深く信頼しており、同社の長期見通しを楽観視している」とのコメントを発表した。

  届出書で盛大側はレンディングクラブの事業や運営、コーポレートガバナンス(企業統治)、将来のプランについて同社の取締役会と協議するかもしれないと説明。また、同社を支援するため法律・財務のアドバイザーを起用したり、「戦略的な代替策」を精査したりする可能性があるとした。

原題:LendingClub Climbs After Singapore Investors Boost Holdings (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE