ドイツ銀無担保優先債を一段階下げ、投資適格維持-ムーディーズ

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ドイツ銀行の無担保優先債格付けと長期預金格付けが、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスによって格下げされた。同行の抜本的業績立て直しの実行がますます困難に直面していると同社は指摘した。

  ムーディーズの23日の発表によれば、ドイツ銀の無担保優先債格付けは「Baa1」から「Baa2」に引き下げられた。これはジャンク級(投機的格付け)を2段階上回る。同社はドイツ銀の長期預金格付けも「A2」から「A3」に引き下げた。アウトルック(格付け見通し)は「ステーブル(安定的)」。

  ムーディーズは発表文で、「ドイツ銀の過去数四半期のパフォーマンスは弱く、低金利の継続やマクロ経済の先行き不透明感を含む業務上のかなりの逆風が同行にとって試練になると予想される」と分析。同社のシニアバイスプレジデント、ピーター・ナービー氏は電話取材に対し、「彼らが実行しようとしているプランは債券保有者にとって長期的に良いものだが、現在の業務環境を見れば、かなり困難な逆風に直面している様子がうかがえる」と指摘した。

  ドイツ銀のマルクス・シェンク最高財務責任者(CFO)は発表文で、「全ての主要な格付けが引き続き投資適格級であり、当行の顧客にとって最も重要な長期預金格付けとカウンターパーティーリスク評価は『A』のカテゴリーを維持している」とコメントした。

原題:Deutsche Bank Credit Rating Cut by Moody’s on Overhaul Struggle(抜粋)

(3段落目にムーディーズのコメントを追加して更新します.)
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