バンカーを乗せろ、ウーバー追撃大作戦-楽天出資のキャビファイなど

携帯端末アプリを利用した配車サービスを手掛ける欧州各社は、先行する米ウーバー・テクノロジーズを追撃する方法を考えついた。バンカーや弁護士、企業顧客の取り込みだ。

  楽天が出資するスペインのキャビファイと、ラ・バンク・ポスタル傘下のエクサンジュを後ろ盾とするショーファープリベは企業を対象に、配車の事前予約や料金の事前通知など、ウーバーにないサービスを提供している。両社とも採算は黒字で欧州全域、さらには世界への事業拡大を目指している。

  5年前にショーファープリベを設立したヤニック・ハスクート氏は「リピーター客の獲得に重点を置いている」と話す。ロスチャイルドのほか法律事務所やメディア企業を顧客に持つ。安定したキャッシュフローをてこに今年、欧州や北アフリカで拡大を計画している。

  キャビファイは今後数カ月にブラジル、アルゼンチン、エクアドル、パナマでサービスを開始し中南米での市場シェアを高める計画。限定はしないが企業顧客を特に重視すると、バンク・オブ・アメリカ出身のフアン・ガルシア・ブラスキ最高財務責任者(CFO)が述べた。

原題:Get a Banker in the Car to Beat Uber, European Rivals Say(抜粋)