米バイアコム創業者、早期に家族信託の新たな受託者選任へ-関係者

  • 受託者を務めたドーマン氏らは今回の解任決定の正当性を疑問視
  • レッドストーン氏はパラマウント株の売却計画に反対-広報担当者

米メディア企業バイアコムの創業者、サムナー・レッドストーン氏は、同社のフィリップ・ドーマン最高経営責任者(CEO)とジョージ・エイブラムス取締役を自身の家族信託の受託者から外したことを受け、早期に後任を指名する計画だ。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  レッドストーン氏(92)は、家族信託の構成変更に向けて次の一手を講じつつある。ドーマン、エイブラムス両氏は、レッドストーン氏の現在の健康状態で受託者交代を決断する能力があるのか疑問視している。レッドストーン氏が死去、あるいは判断能力を失ったと宣言された場合、受託者は同氏最大の資産であるバイアコムCBS株の過半数を管理することになる。

  ドーマン、エイブラムス両氏は20日、レッドストーン氏の代理人である弁護士から受託者の職務を解くとの通知を受けた。ドーマン氏の広報担当は、レッドストーン氏の娘シャリ氏が父親の持ち株を管理するための動きだとして今回の決定の正当性に疑問を呈している。

  レッドストーン氏の代理人マイケル・トゥ氏は20日、「バイアコムと株主の利益に最もかなうとレッドストーン氏が固く信じる断固とした合法的な行動をきょう起こした」との声明を発表した。

  また、レッドストーン氏の広報担当者が22日述べたところによると、同氏はドーマンCEOが債務返済と業績改善のためバイアコム傘下のパラマウント・ピクチャーズ株を売却する計画に反対している。

原題:Sumner Redstone Said to Plan Replacements for Trustees Soon (1)(抜粋)

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