S&P500、最高値更新ない期間が1年に-強気相場では珍しい現象

  • 2015年5月21日に記録した過去最高値を約4%下回っている
  • 投資家の不安と確信不足の副産物-ウィーガンド氏

S&P500種株価指数は週間ベースで上昇に転じたものの、この1年間の株価の足踏み状態で投資家が募らせた不満は和らぎそうにない。

  3週続落後、20日終了週に上昇に転じたことで1月以来の長期の下げ相場に歯止めがかかった。しかし1年前の5月21日に記録した過去最高値とはまだ差がある。米株の強気相場で最高値更新がない期間が1年超続いたのは過去数回しかない。

  USバンク傘下のプライベート・クライアント・リザーブでシニアポートフォリオマネジャーを務めるエリック・ウィーガンド氏は「米株はかなりの間、最高値更新がない。その結果、ひとことで言えば不満と疲れがまん延している」と指摘。「強い高揚感ないし幅広い投機というという特徴を備えた強気相場ではなかった。投資家の不安と確信不足の副産物とも言えるものだった」と説明した。

  今月23日にS&P500種の最高値更新がない場合は253営業日連続となり、1995年2月までの連続日数と並ぶ。強気相場で、これより長かったのは過去2回で、1984年までの272営業日と、1961年までの361営業日。

  S&P500種は20日終了週を2052.32で終え、前週末比で5.7ポイント高となった。2015年5月21日に付けた過去最高値を約4%下回っている。

原題:Clock Ticks on Bull Market With No New High for Stocks in a Year(抜粋)

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