ブラジル株(20日):ボベスパ下落、住宅建設株やヴァーレ安い

  • 住宅建設銘柄で構成されるBM&Fボベスパ不動産指数は6日続落
  • 18年までに住宅200万戸を建設する計画が取りやめに-ブラジル紙

20日のブラジル株は指標のボベスパ指数が下落し、週間の下げ幅を拡大した。金属相場安の中で資源会社ヴァーレが下げたほか、政府が住宅プログラムで建設する住宅の数を減らす可能性があるとの報道を受け不動産銘柄が売られた。

  ボベスパ指数を最も押し下げた銘柄の一つはヴァーレだった。住宅建設株はMRVエンジェニャリア・エ・パルチシパソンエスを中心に売られ、住宅建設14銘柄で構成されるBM&Fボベスパ不動産指数は6営業日続落となった。

  ブラジル紙エスタド・ジ・サンパウロは2018年までに住宅200万戸を建設する計画を政府が取りやめると報道。同計画は弾劾法廷設置に伴い職務停止となったルセフ大統領が推し進めていた。新たに就任したアラウージョ都市相は声明で、社会プログラムはテメル大統領代行の優先課題だと述べ、同報道を否定した。

  ボベスパ指数は前日比0.8%安の49722.75で終了。指数構成59銘柄中33銘柄が下落。ヴァーレは3.8%、MRVは4.5%それぞれ下げた。ボベスパは週間では4%の下落。同指数の株価収益率(PER、予想収益ベース)は11.9倍と、3月2日以来の割安水準となった。

原題:Brazil Stocks Extend Weekly Drop as Vale, Homebuilders Tumble(抜粋)