欧州株(20日):1カ月ぶり大幅高―ウニクレディトなど銀行株に買い

20日の欧州株式相場は1カ月ぶりの大幅高。6月にも見込まれる米当局の利上げが実現すれば、米国の景気は腰折れするとの懸念があるものの、市場で重視されなかった。

  スイスの製薬会社ノバルティスが1.8%上昇するなど、指標のストックス欧州600指数の業種別19指数の中でヘルスケアの上昇率が首位。イタリアのウニクレディトが7.6%上げ、銀行株も値上がりした。

  ストックス600指数は前日比1.2%高の338.01で引けた。週間ベースでは1%上昇した。18日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、経済指標が強めの成長を示唆すれば6月の利上げが正当化されるだろうとの認識を大半の政策当局者が示した。これを受けた商品安で19日の指数は2週間ぶり大幅安となっていた。

  エクイネット・バンクのフランクフルト在勤トレーダー、トルステン・エンゲルマン氏は「過去数日の相場下落を受け、押し目買いの動きが見られた」とし、「市場は米利上げに対応できそうな様子だ。決算シーズンが終わったことで来週はより閑散となるだろう」と語った。

  個別銘柄では、英国のオカド・グループとJセインズベリーなどの小売り銘柄が上昇。原油価格が週ベースで2週連続の上昇に向かっていることを手掛かりに、石油・ガス株も買われた。

原題:European Shares Post Biggest Advance in a Month; UniCredit Jumps(抜粋)

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