米中古住宅販売件数:2カ月連続増加、供給不足が伸び抑制-価格上昇

4月の米中古住宅販売件数は2カ月連続で増加した。価格も上昇した。

  全米不動産業者協会(NAR)の20日発表によれば、4月の中古住 宅販売件数(季節調整済み、価格を除き以下同じ)は前月比1.7%増の年率545万戸。市場予想では540万戸が見込まれていた。中古住宅価格(中央値)は前年同月比6.3%上昇して23万2500ドルとなった。

  地域別では中西部が12.1%増の139万戸と、06年12月以来の最多。北東部も拡大した。一方、最大市場の南部は2.7%減の219万戸。西部も減少した。

  中古住宅在庫は4月末時点で214万戸で、前月の196万戸から増加した。前年同月比では3.6%のマイナス。販売に対する在庫比率は4.7カ月で、前月の4.4カ月から上昇した。NARは同比率が5カ月以下になると供給タイトと認定している。

  一戸建て販売は0.6%増加して年率481万戸。集合住宅は10.3%増の64万戸だった。

  リージョンズ・ファイナンシャルのチーフエコノミスト、リチャード・ムーディー氏は、「需要サイドはかなり堅調だ。雇用拡大も継続し、所得も伸びている。有利な住宅ローンも利用でき、世帯形成が増えている」と述べ、「新築物件と中古住宅を問わず、販売件数の伸びを抑制しているのは供給サイドだ」と続けた。

  統計の詳細は表をご覧下さい。

原題:Sales of U.S. Previously Owned Homes Rise to Three-Month High(抜粋)

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