ダイムラー:トラック部門は減益へ-エアバッグリコール費用増加

  • 北米と中東でトラック販売が予想以上に縮小
  • タカタ関連費用を4億-6億ユーロ前後に引き上げ

ドイツの自動車メーカー、ダイムラーは、トラック部門の今年の利益が「大きく落ち込む」との見通しを示した。タカタ製エアバッグのリコール(無料の回収・修理)関連費用を引き上げたことも明らかにした。

  同社の19日発表資料によると、トラック部門の利払い・税引き前利益(EBIT)は過去最高を記録した前年実績の27億ユーロ(約3340億円)を下回る見込み。北米と中東で需要が予想以上のペースで縮小していることを理由に挙げた。

  また別途発表した資料で、タカタ製エアバッグの米国とカナダでのリコールに絡む費用として4億-6億ユーロ前後の引当金を計上すると説明。2月時点では約3億4000万ユーロを見込んでいた。

  トラック部門減益とリコール引当金上乗せにも関わらず、ダイムラーはグループ全体について今年の継続事業ベースのEBITが小幅な増益になると見通しを据え置いた。

原題:Daimler Sees Lower Truck Profit, Higher Air-Bag Recall Cost (1)(抜粋)