G7財務相、「Brexit」リスクを懸念-市場への影響議論の的に

英国が欧州連合(EU)を離脱する「Brexit」のリスクが、主要7カ国(G7)財務相らの重大な懸念事項となっている。6月23日の英国民投票で離脱が選択されれば国際金融市場を揺るがす恐れがある。

  仙台でのG7財務相・中央銀行総裁会議に集まった当局者らは20日、Brexitの可能性を現時点で視野に入っている最大のリスクの一つととらえて協議した。G7の当局者らが匿名を条件に述べた。

  当局者の1人によると、財務相と中銀総裁、エコノミストらが参加したシンポジウムでは、Brexitによる金融市場と英経済成長へのリスクが議論の的になった。

  カナダのモルノー財務相は、EUを離脱しEUとの間でカナダのような貿易協定を結ぶのが英国の利益になるとの離脱派の主張に冷や水を浴びせた。同相はインタビューで、「ある貿易圏から離脱すると決めた後にその相手と貿易協定を結ぶのは決して容易ではない。英国民が投票に際してこれを考慮することを望む」と語った。

原題:Market Impact of Brexit Is Key Concern for G-7 Finance Chiefs(抜粋)