アジア・太平洋株式サマリー:香港、中国株が上昇-インドは下げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  20日の香港株式市場では、中国本土株で構成されるハンセン中国企業株(H株)指数が3営業日ぶりに反発。週間ベースでも約1カ月ぶりの上げとなった。投資家が最近の値下がりを受けて持ち高を増やした。

  H株指数は前日比0.7%高で終了。週間ベースの下げを消した。金融とエネルギー、素材銘柄を中心に上昇した。セメント需要拡大の兆しが示される中、安徽海螺水泥(914 HK)が1カ月ぶりの大幅高。石炭生産で中国最大手の中国神華能源(1088 HK)や中国太平洋保険(集団、2601 HK)も高い。ハンセン指数は前日比0.8%高で引けた。

  本土市場の上海総合指数は前日比0.7%高で取引を終え、週間下落率が0.1%に縮小した。これで5週続落と、週間ベースで2012年以来の長期下げ局面となった。この5週間で8.2%下落している。CSI300指数は前日比0.5%高。

  パートナーズ・キャピタル・インターナショナル(香港)の温天納(ロナルド・ワン)最高経営責任者(CEO)は、「バリュエーション(株価評価)低下が香港株式相場が反発している主因」と分析した。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  20日のインド株式相場は下落。米当局が6月にも利上げに踏み切る可能性があるとの見方を背景に、指標のS&P・BSEセンセックスは4週中3週目の週間ベース下落となった。

  製薬会社ルピンの20日の下げは2008年以降で最大。売上高見通しを引き下げたことが嫌気された。インドの民間銀行最大手、ICICI銀行は2週間ぶりの大幅下落。世界最大の製油施設を所有するリライアンス・インダストリーズは3カ月ぶり安値まで売り込まれた。一方、たばこ会社ITCは上昇。売上高が予想を上回った。

  センセックスは前日比0.4%安の25301.90で終了。週間ベースでは0.7%値下がりした。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比0.5%高の5351.31。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.1%高の1947.67。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比0.4%高の8131.26。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)